エセライター日記

サッカー、本、日常にあったことを書いています。

アビスパ福岡 ギラヴァンツ北九州戦批評②

アビスパ熱をリーグ再開まで高め続けるために北九州戦を振り返る。その②。今回は中盤の4人です。

CH 前寛之
昨シーズンまでの見事な活躍で水戸の心臓とまで呼ばれた男は、長谷部監督と共にアビスパに移植され初戦から福岡の心臓となってみせた。
ピンチになりそうな芽を摘み続けるその様は、僅かばかり先の未来が見えているかのようだ。

CH 重廣卓也
パスを出したあと止まらずに走る。簡単なようでなかなか出来ないことを見事にやってのけた。
フィジカルコンタクトも厭わない力強いプレーも見せ、攻撃のスイッチを担っていた。
ゴール前で潰れた結果アシストも記録。

SH 石津大介
アビスパを代表する選手の一人が大怪我から帰ってきた。公式戦のピッチでプレーできる喜びを全身から溢れさせながらの90分間。特に最終盤、キツい時間帯に帰陣し身体を当ててマイボールにしたシーンではサポーターからの大歓声を浴びた。

SH 福満隆貴
長谷部チルドレンの一人。決して派手なプレーが多いわけではないが、ゴールへ繋がる見事なトラップ、素早い帰陣などチームへの高い貢献度を見せた。
地域リーグからのし上がってきた男は、再びJ1という最高峰への登頂を目指す。
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